「伝える」「伝わる」というのは、受け手の感じ方なわけでなかなか難しい。みんないろんな形で自分の思いをぶつけようとする。
秀逸なタイトルだ。
「僕なら君を絶対に不幸にしないよ」「ウケるね!」
ウケて良かった。
一方で、自分の思いを上手く消し去るというのもテクニックが必要だ。
前を歩くJKが外したマスクをポケットに入れようとして落ちたの気付かずに歩いて行こうとした時、後ろを歩いてた紳士が慌てて拾って渡すのかと思ったら普通に自然な感じで自分のポケットにしまって立ち去るのを見た。相当訓練積んだ変態だと思いました
これは現代版のジャパニーズ・ニンジャと言っても過言ではないだろう。
仕事をしているときは、当然多くの人と日々コミュニケーションをする。その際は、みんないろんな思いを伝えたり、敢えて伝えなかったり、といったテクニックを自然に使ってるだろう。
「やっている感」のパターン
わかりやすい例でいうと、如何に「やってる感を出すか?」というのはサラリーマンとして一つの重要事項だろう。
「おれやってるぜ!」「わたし頑張ってるわ!」という気持ちを、嫌味なくうまくきっちり伝える必要がある。まさに高等テクニックだ。
この「やってる感」を露骨に前面に出そうとし過ぎると、とたんに厭らしくなってしまう。
「おれがおれが」が出過ぎると、それだけで懐の小さい輩だというのがばれてしまうのだ。更には、直感的に「権力志向なタイプ」とか「権力に弱いタイプ」などと連想される可能性がかなり高いので注意が必要だ。
次にやばいパターンは、「中身がないから総論を喋り出す」というタイプ。これは以前から言っている「できないおっさん」そのものなので説明は省く。
惜しいのは「前向きにやろうとしてるのに、なかなかうまくいかない」パターンだ。意欲はあるのに、なかなか十分にやり切れない。完璧じゃないが途中までやれるものの、「やってます!」とは言いにくい。
こんな人たちは意外に多いのではないか?
やっている感の正しい演出
この辺の「やってる感」を「楽に演出」するにはコツがあると思う。
「その論点にたどり着いた背景・枠組み」をかなりの初期段階で作り上げることだ。でっち上げると言ってもいい。
最初にガツンと描くことさえすれば、その問題の枠組みから、影響範囲や現時点で不足する情報なども「初期段階で」わかる。詳しく調べるのは後なのだ。あくまで「枠組みの整理」さえ完璧に終わらせておけば、その枠組みの話はいくらでも語れるだろう。
それが「やってる感」ということになる。
「枠組みの整理」は、追加で知りたい情報などの宿題事項もクリアにしてくれる。この絞った宿題事項を然るべきに相手に投げておけば初期段階ではOKだろう。
もし状況・環境が変わったときはどうするか?
それも簡単だ。「状況が変わる」というのは、「自分が書いた枠組みからのズレ」があることを意味する。なので、寧ろ「事前に枠組みを描いた方が、その状況の変化に敏感に気づくことができる」ということなのだ。
これ等一連のプロセスを、自分から指摘できるようになると、相当できる人と思われるだろう。
「私が想定してたシナリオは〇〇でしたが、△△の状況が起こったため、××に影響を与える可能性が高いです」といった感じだ。
社内のライバルに先んじて、こんなことを言える人は素直にかっこいいじゃないか。
「やってる感」を「楽に演出」したいなら答えは1つ。
「最初にやれ!」だ。これしかない。
あー、クソいそがしい。