AIおじさんの行きつく先は、KARA

気づけば私は、“中年AIおじさん”こと「シンギュラリティ親方」になっていた。
肩書きはビジネスパーソンだが、心のどこかでは「AIで仕事が10倍速になるなら、その分、推し活に回せるんじゃないか」と真剣に考える危険人物である。

そんな私が最近、不可避のように落ちていったのが——KARAである。

しかも、中年になって突然だ。
周囲からは「え、今さら?」と呆れられるが、私は胸を張って言いたい。

「これはAI時代における必然の推し変えである」

いや、なにを言っているのか自分でもよくわからないが、今回は、この無理筋をあえて押し通す話だ。

KARAとシェアードリーダーシップのめぐり逢い

私はただのサラリーマン&副業コンサルをしている立場だが、組織論の研究をしながら仕事をしていると言っても過言ではない。
「ピラミッド型組織がAI時代に適応できるのか?」「プロジェクト型組織への転換が不可避なのでは?」——そんな議論を続けるうち、ある日ふと思った。

「あれ? KARAってシェアードリーダーシップの見本じゃないか?」

旧来型のピラミッド型組織がリーダー・フォロアーという垂直関係であるのに対し、シェアードリーダシップとは、メンバーの全員、もしくは複数人がリーダーシップを執るという水平関係の組織概念である。特徴として、組織の知の交換、知の組み合わせを促す仕組みとも言えるだろう。

KARAの特徴の1つは、全員が光る瞬間を持っていること

スンヨン:安定のメインボーカル・感情表現

ギュリ:カリスマ性・ビジュアルセンター

ハラ(再結成前):ダンスブレイク

ニコル:ラップ・パフォーマンス

ジヨン:若さ・表現力の幅

ヨンジ(再結成加入):明るさと安定感の補完

これは組織論的にいうと:「専門性に基づく影響力の発揮」= シェアードリーダーシップの根幹であり、各メンバーが“その場の課題(パート)でリーダーとして振る舞う”ということ。

はい。完全一致です。もう完璧です。

KARAのメインボーカルはスンヨン。しかし、それ以外のメンバーも曲ごとに主役が回ってくる。センターも歌い出しも流動的。各メンバーが強みに応じて瞬間的に“リーダー”になる。まるでアジャイル組織。いや、韓国発の自律分散型イノベーション集団である。

そこで私は悟ってしまった。

「KARAを推すことは、シェアードリーダーシップを理解する最適解である」

中年がKARAに刺さる構造

推し活は若者の文化と思われがちだが、実は中年にこそ必要だ。なぜなら中年は“所属組織のヒエラルキー”に長年揉まれ、心のどこかでくたびれている。「捨てられた稟議書の化身」くらいくたびれている。

ところが KARA のパフォーマンスを見た瞬間、私は久々に職場以外の世界に光を見た。スンヨンが歌い出せば心が浄化され、ギュリ様がセンターに立てば世界の秩序が回復する。

職場の会議では10人中9人が沈黙しているが、KARAでは全員が輝く。

「これが本来の“組織”だよな……」——中年サラリーマンが泣きながら呟く瞬間である。

推し=AI時代の認知最適化ツール

AIが人間の認知能力を拡張し、分業も階層も不要になる——私はそう考えてきた。

では、「個人が複数のプロジェクトを持つ未来」において最も重要な能力は何か?それは “心のスイッチングコストを減らす力”である。中年サラリーマンは、過去の稟議書の亡霊に縛られて切り替えがとにかく下手だ。

そこで、KARAである。KARAを聴けば、AIのように認知が再起動し、パフォーマンスが向上する。しかもメンバー全員がリーダーを共有する姿は、AI時代の働き方の理想像と異様に親和性が高い。

つまり私は——AI × シェアードリーダーシップ × 中年の情緒ケアの三位一体の文脈で KARA にハマったわけだ。

誰か、一緒にKARAの推し活しようぜ!

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