子供のころ、アニメの食事シーンでとても美味しそうに見えたのは、
「天空の城ラピュタ」の海賊が食べるお肉
「アルプスの少女ハイジ」で出てくるとろけるチーズとパン
これがダントツだったな。トムとジェリーで出てくるお肉やチーズも捨てがたいが、やはりハイジとラピュタがすごい!特にこのハイジがいい。おじいさんチーズを作る工程、チーズを火にかけてトロトロにするあたりがたまらなく良かった。
また、ハイジの名物シーンの友人クララとの絡みもまたいい。
草原の上を「クララ~、あはは、あはは~」と屈託のない笑顔でスキップしてるシーンは日本人なら誰でも記憶にあるだろう。
何がこんなにいいのか?
間違いなく、あの「能天気な様子」がたまらなくいいのだと思う。誤解は避けたいが、本当に「いい意味」で。
私もまったく何も考えてないで、青空を見上げながら、「あはは~、あはは~」と職場のビル群の間をスキップしたいものだ。やや気持ち悪いかもしれないが、通り過ぎる街の人々は少し残念そうな視線を送るだけで、決して私に近づいてこないだろう。ただそれだけだ。
ちなみに、私はこの「能天気な様子」は、くったくのない少年・少女が自然体でやるからよいのであって、ビジネスの世界で能天気な様子をモロ出ししてくる人はいただけない。高層ビル群に囲まれつつも「お花畑にいる危ない人たち」になってしまってるからだ。
上司やマネジメントの厳しい突っ込みに耐えながらも、自分の考えをぶつけようとする気概のある人
多くのことをやる器量さはないものの、武骨に実績を手繰り寄せようとする人
こういう人たちとは真逆の存在である「お花畑にいる人」。
いるよね?こういう人、結構いるよね?
「お花畑にいる人」は、お花に囲まれてるだけあって、かなり自分に都合のよい幸せな発想をする。
最終的には、単なるご都合主義の自己防衛にしかならないのだが、本人は全くそれを気付かない。
寧ろ悪気のない分だけ、人には無駄に優しく屈託ない笑顔すら醸し出してる点も、かなりハイジにかなり近い。
お花畑、恐るべしである。
コンフリクトマネジメント
サラリーマンはみんな大人なので、表立ってガチで喧嘩したり罵倒しあったりなどはしない。(する職場もあるかもしれないが)
通常は、見た目は紳士的な形式で上手にコンフリクトを起こしているというのが実態ではないだろうか。
組織で、いわゆる「コンフリクト」が起きる状況は一定の類型化された原因があると言われている。
・資源配分の問題がある場合:人・金に関わる摩擦や既得権益
・組織間で、互いに自立性・パワーを求める場合:人間はかくも権力を欲する生き物だ
・組織間で共通目標がない場合:戦略や目標がないともちろんブレるから
・組織間の相互磯損関係が強い場合:よく喧嘩する彼氏・彼女みたいなものか
・タスク不確実性が高い場合:失敗した場合の「責任」の押し付け合い
という感じにパターン分けがされているし、何となく納得はいくだろう。
「じゃ、解決策は?」というのものある程度パターン化されていて「共同・和解・回避・妥協・協力」といったコンセプトが有効と言われてる。特に理想的なのは「協力」に至る状態。
ただ、個人的にはこの解決策は粗さが目立つというか、ちょっと納得ができないところがある。
何が気になるかというのは、コンフリクトを起こしてる人たちの属性をもう少し紐解かないと本質が見えてな来ないのでは?という漠然とした疑問があるからだ。
ひとえにコンフリクトといっても
・双方とも、まともにビジネスのことを考えているが、視点が違う(立場が違う)ため見解が異なるだけ(いいコンフリクト)
・一方はビジネスそのものよりも、自己防衛的な理由から、既得権益に繋がる見解ばかり言う(悪いコンフリクト)
と、その主体によってはコンフリクトの根本原因が異なることは容易に想像される。原因が異なれば、当然解決策も異なるわけだ。既得権益を主張する相手に対し、「双方に協力してる理想状態」を望むことはなかなか難しいだろう。
つまり、ぶつかる意味があるパターンというは、「ビジネスの成功のみ真摯に見ている」立場の人しか持ちえない権利であるし、本質的な理由が「ビジネスを見てないこと」に帰属する人たちは、会社として荒療治をしない限り治らない気がしている。
「どうしたらビジネスがよくなるのか?」「どう価値を作って、どう提供したら利益が上がるのか?」というビジネスの在るべき姿から外れてる人は徹底して無視。
こういうことをすると、一時は既得権益を守りたい人達からの強い圧力があるのは間違いないだろうが、もっと間違いないのは、
「ビジネスからズレたことをすると、結果的にビジネス業績自体が悪化し、長い目で見たらもっと泥臭いコンフリクトに陥る」からだ。
コンフリクトは短期的におさめるべき、そのためにはビジネスに対してただただ真摯に向き合うだけ。
さぁ、みんなも「能天気なお花畑さん」のハートの強さを学んで言いたいことを言ってみよう!ノイズは気にしない。
一緒に街中をスキップしよう。
「あはは~、あはは~。待って~。」