男はやはりコックピットに憧れる

すでに1年前の話だ。

ブルーインパルス、2020年5月29日飛行のフライト動画をYouTube公開

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1257011.html

ブルーインパルスの約6分間の動画にMASAKIは感動した。

「コロナでたいへんな思いをしていたる医療関係者に対する感謝の気持ちで」という主旨や、これに呼応して地上から空を見上げる医療関係者の素敵な笑顔を観ると思わず涙してしまいそうになる。

それに、、

「戦闘機のコックピットって、すごくかっこよくね?」

単純にこう思ってしまう。

狭いコックピットに多くの計器を積んだあの感じ。なんとも鉄臭い、だが男臭い素敵な香りを感じてしまう。完全にヘルメットを被って顔が一切見れないパイロットも、自己流VR効果でみんなトム・クルーズに見えてしまうのだ。

「ぴっ!」と指二本で軽く挨拶されると、みんな惚れてしまうだろう。

なぜ男はみなコックピットを見るとこんなにも興奮してしまうのだろうか。

「すごいもの(兵器)を操縦してるという有能感」

「誰に向けてかはわからないが、誰かのために活躍しそうな英雄感」

「一般ピーポーとは生きてる世界が違うという自己高揚感」

「戦闘機を全てをコントロールしてるという征服感」

いろんな想いが折り重なって「コックピットってかっけー!」となるのだろう。

「仮想の敵」を設定せよ

ブルーインパルスとは性質は全く異なるが、我々サラリーマンもおそらく「何かと戦っている!」はずだ。

人間の思考は単純なもので、「仮想の敵」を想定してそれをやっつけるストーリーは、アニメで育った世代にはたまらなく気持ちよいと思う。何よりわかりやすい。

この「仮想の敵」はなんでもいい。文字通り、誰かを敵とみなしてもいい。それこそ、上司だったり、他部署のお偉いさんだったり、外部の取引先だったり。「あいつに絶対ぎゃふんと言わせてやるぞ!」「このプレゼンで一気におれのペースに引き込んでやる!」などの類だ。

はたまた、「その業務をやっつけるぞ!」という気持ちで臨む考え方もある。この場合は「業務」自体が「仮想の敵」なわけだ。

to do listに「敵」を書き連ねて、やっつけた瞬間に「ピーッ」と線を引いて消す(倒す)。この感覚だ。「業務レベル」をもう一段上げて「分析・戦略」なんかもありだ。「今ある手持ちの情報と自分の想像力で、未来図を描いてやる」というのも立派に「仮想の敵」を設定してることになる。

要するに、「前向きにエネルギーをぶつけるモノ・コト・人」を「仮想の敵」と呼び、必死に戦ってみるのだ。

こういう思考でいると、自然とパワーが湧いてくる。

「この作業やらなきゃ」とか「指示に従わないと」といった、ややネガティブな反応ではなく、能動的にやっつける的を設定するのだから、必然的にテンションは上がる。こうやり出してると、自然にその「課題」自体にのめりこんで、最終的には自然に集中力が出てきたりするものだ。

脳科学の世界では、人間が集中状態に入るまでには15分掛かると言われている。

また一方で、「やる気のなから行動にうつせない」というのは嘘で、人間は「まず動き出せば、必然的に脳がやる気になる」という性質があるそうだ。「動く」ことがトリガーになり「脳の活性化」に繋がるということだ。

それに掛かる時間は約5分。

つまり、「仮想の敵」をトリガーに5分間の戦闘を行って、その勢いのまま15分経てば、自然に集中状態に突入できるということだ。いわゆるフロー状態だ。

なんとなく「いやだなぁ。」と思う仕事も、最初の5分だけ「ぶっとばすぞ」という気持ちで前のめりで取り掛かればOK。あとは自然と飛空していく。そんな流れが望ましい。

秘密基地は持とう

誰しも「戦うには準備が要る」というのは理解できるだろう。その前提で聞きたい。

「あなたはちゃんと自分のコックピットを持ってますか?」

これは非常に重要な問い掛けだ。

家族から「え~。どこで仕事するつもりなの。私たちの邪魔しない場所でお願いね」などと糾弾され、あちこち移動しては「そこはダメ」と指摘されながら、やっとのことでリビングやダイニングの端にこっそり座ってるようではいけない。

こんなの、まるで「座敷わらし」じゃないか。

「これは戦闘なのだ!」

男が身支度を整えて、数多の死線を乗り越えていく。時にはやられることもあるだろう。時には傷つくときもあるだろう。ただ、「男が戦う場所=コックピット」はそれに相応しい場所でなくてはならない。

リビングやダイニングは、傷ついた自分を癒すための安住の地であって、決してコックピットではないのだ。

ある後輩のことだが、オンライン会議をしてるときに干してる洗濯物がチラチラ見えたりした。こんな状態では、「惰性の独り暮らし感」が前面に出てるだけで、やはりコックピットではない。

部屋の広さなどどうでもいい。自分が心地よく戦える場所は、自分が本当に気に入ってるものだけで埋め尽くされてるくらいで丁度いいと思う。厳選した自分のモノに囲まれた空間、居心地の良い空間は必死に作ることをお勧めする。

Think Lab

https://thinklab.jins.com/jp/ja/

知り合いが始めたソロワーキングスペースだ。(割引券もってるよ)

週に一度はこういう場所で仕事をしてみるのもいいかもしれない。ちなみに彼が言うには「集中力を引き上げる工夫」が施された施設らしい。

「おれのコックピットに乗ってみないか」

決して下ネタではない。

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