絶対に辞めない社畜

「わたし、結構料理が得意なんです~♪」と自分の売り(強み)を語ってくる女子にはこう言ってあげよう。

「ちなみに、塩は何種類くらいもってるの?」

この破壊力は抜群だ。

「自分の得意技」を軽はずみに言ってしまったことで、「得意技」だと信じてたものが一瞬で陳腐化する。むしろ恥部に感じてしまうと言った方が正しい表現かもしれない。

世の中、「その道の一流」「真に本物」という人は必ずいる。それも、割と近くに凄い特技を持ってる人というのは多いものだ。「県の選抜に選ばれたことがあるんだよね~」と話したら、相手が「日本代表U20だった」みたいなことだ。

会話の中で趣味の話などが出たときは、

「え?ギターなら多少は弾けるよ。遊べる程度だけどね。」

くらいが絶妙に丁度いい。

周りの期待値を途方もなく高いところに設定させないためには、「できる」の基準を「プロ」に合わせるくらいで丁度いい。そうするとたいていの特技は「ふつうレベル」となり、不要な波風を立てるのを避けることができる。

「期待値マネジメント」の発想そのものだ。

判断をするための基準設定

「基準」をどこに置くか?これは物事を進めていく上でも私生活でもなかなか重要な概念だ。

「基準の設定」はもちろん何かを比べるためにある。例えば、同じレベルのギタリストがいたとして、その人が「プロを目指してるのか?」「週末にバンド仲間とセッションしてリフレッシュしたいのか?」という価値基準の設定で「その後の判断」が変わってくる。「かなり上手く弾けるのにプロを目指すにはまだまだ」という人は、その価値基準と現実とのギャップに苛まれるだろう。

それが本当に好きな世界・目指す世界であれば、ギャップを闘志に変えてモチベーション高く修行を積めるだろう。ただ、間違いなく言えるのは、そういった「本当に目指したいもの」以外のことは、ごく気楽に考えた方がいい。疲れるだけだから。

つまり、「明確な基準」は「本当に拘るものにだけ」というルール化は大事。

基準設定の逆機能

アイザック @Isaaacsasok

歳をとるほどに「オレ、コミュニケーション能力あがってきたなー」と感じてるあなた、 歳をとればとるほど相手が年下というパターンが増えるから相手が 察してくれたり 忖度してくれたり 気を使ってくれたり 話をあわせてくれるパターンが増えただけすよ これを「オッサンコミュ強」問題と呼びます

2018-07-04 15:58:07

歳をとればとるほど相手が年下というパターンが増えるから、相手が勝手に察してくれたり、勝手に忖度してくれたり、勝手に気を使ってくれたり、勝手に話を合わせてくれるパターンが増えただけという考え方だ。年を取ると思考に柔軟性がなくなり、且つ本人はその柔軟性のなさに気づかず過ごしているという怖いパターンだ。

このツイートを見て、他人事だとは思わずに「明日の自分がそうなるかもしれない」という気持ちになってしまった。

「ポリシー・自分規準の維持=変わらない」というのは、ただそれだけで美徳化できないということだ。周囲(環境)を見ずに「自分の根本は変わってない」と主張する場合、わりと上っ面の態度や表現だけが変わってないパータンに陥ると、単純に「環境に順応できないおっさん」が仕上がってしまう。

これを「基準設定の逆機能(本来の機能と真逆に働く状態)」と名付けておこう。

「変わらない美徳」は当然にありつつも、「環境無視の態度(変わらない態度)」を無自覚に行ってしまうと、こういった状況に陥りやすくなる気がする。表面上の態度だけ変わらずに、実は「真なるポリシー」不在ということかもしれない。

さらに勝手な想像になるが、こういう人はとても社畜化しやすいと推察している。なぜなら、価値基準が不在のまま、態度は昔ながらに硬直化してる人は使いにくい。おそらく本人もなんとなく「今いる会社の外に出てもやれない気がする」と心の奥底では感じてるのではないだろうか。

で、この手のタイプが「社畜化」しやすいのであれば、その人は絶対に会社を辞めない。そりゃそうだ。

「絶対に辞めない社畜」vs「どんな新入りも辞めるブラック企業」の対決はいつになるのだろう?

MASAKIはこの対決結果を分析してくれる人が現れてくれることを心から期待している。

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