怠惰なジャックナイフ

最近、ふと思うことがある。

「むかし、MASAKIはジャックナイフと言われたが、最近はバターナイフになってないか?」

いや、悩みと言うほどのことではない。MASAKIも40代になったのだ。他人を刺しまくってた頃から多少丸くなっても何の不思議もないはず。

「本気出せば5分で終わること、始めるまでに3時間かかるな。」

これはMASAKIの姉の名言である。ふだんは無口で、何かを「やらない」意思は誰よりも強いという曲者だ。彼女の名言の「明日からダイエット!」はかれこれ30年以上継続している。座右の銘は「継続は力なり」。

少しは「腹筋が6LDK」のゴールデンボンバー樽美酒研二を見習ってほしいものだ。最近、なぜかフワちゃんのコスプレをしているが、キレキレの腹筋は圧巻だ。

プロってどういうこと?

いわゆる「プロフェッショナル」とは、「単発ではなく、一定の結果を継続して出せること」とか言われたりする。または、「あの人は〇〇の技術があってプロだよねぇ~。」という表現もよくされるだろう。

この「技術」についてもう少し嚙み砕いてみよう。

「技術」とは、心が折れたり、辛苦が成功につながらない時にでも、ある一定の水準以上の仕事を維持する事が出来る拠り所とも言える。

逆に言うと、スランプの時は、技術という力業で乗り切るということだ。そのうち心が復活してくる。それまで持ちこたえる技術を身に付けるのがプロフェッショナルと言えるのかもしれない。

知らんけど。

技術(スキル)とは何か

上記の通り、技術(スキル)とは、ある領域でわからないこと、難しい事象に直面したときに、それを紐解くきっかけとなってくれるもの。紐解くうちに、内なる想像力と相まって更に持ってるスキルで表現させる。これが螺旋的に連なることで、物事を深掘りさせることができるのだと思う。そう。「螺旋的に」とか「発展的」にというのがポイント。

つまり、問題解決には「スキル」と「思考・熟考」の掛け算が必要と定義できる気がする。

なので、ごく限られた一定のパターンにしか使えないものはスキルとは言えないだろう。誰かが用意した枠組みに則って、上っ面だけをなぞったものだから、結果も底浅いものに仕上がる。なんとく存在するテンプレートをちょろちょろ舐めても深みが出ないだろう。

「エクセル作業が早いです」「パワポも作れます」となんとなくのスキルを伝えたしたとしても、ぼーっと無思考で作業してもらうだけなら、そのうちAIに代替される。聞きたいのは「問題解決できる能力」であり、その分解要素として「特異なスキル」と「思考力」があるということだ。

「取っ掛かり」としてスキルを使いつつも、その先に「螺旋的」な展開を求めるなら、やはり都度「熟考」が必要になるわけで、自分のスキルと対話しながら、想像力を無尽蔵に広げていく、そういう形が理想だと思う。

怠惰が一番

「スキルを磨くぞ」と言うと、まるで滝に打たれる修行僧のような印象を持つ人も多いだろう。

だが、効率性を考えると、自分の弱点より長所を伸ばす志向の方が健全だ。と長らく言われてることだが、人間はついつい弱点克服を意識してしまう生き物だ。「弱点克服の意識を克服しよう!」というのが取り組むべきテーマと決めつけるのはやや危険だ。

選んだテーマがたまたま得意な領域だったり習熟が早い領域であればラッキーだが、もし潜在的な能力とアンマッチな領域を選択してしまうと、まるで滝修行のように辛い時間を過ごすことになる可能性が高いからだ。

テーマ選択はもっとシンプルに考えた方がいい。

「自分はどの状態が最も怠惰にいられるか?」

という問いでいいのではないだろうか。自分がごく自然体でいられる状態、楽にこなせる状態はおそらく強みのはずだろう。

MASAKIのケースでは、人に対してガンガン攻めてしまいがちだったり、勝手に妄想を膨らまして未来を想像しようとすることが好きだったりする。カフェで濃い目のコーヒーを優雅に飲みながら妄想しつつ、同時に余計な言葉を省き端的に指摘事項を挙げていく感覚がナチュラルなタイプだったりする。

この「ごくナチュラルな状態」で「何をしているのが好きか?」ということを考えていけば自分の特性が見えてくる気がする。

姉の変わらない怠惰な姿を思い出す。

MASAKIも今日からジャックナイフに戻ろう!

最新情報をチェックしよう!